第100回

皆様、新年明けましておめでとうございます …と、オレ様ここぞとばかり、ついでにもひとつ「おめでとう」を言わせていただきたいことがある(胸を張って。そして鼻の穴も大きく広げて) なんと、なんと、この新年号で、オレ様の「裸足 […]

チビッコ天使

またまたアボリジニ村へ行ってきた。今回はいつもより少し長い滞在となった。これといった娯楽施設があるわけでもないアボリジニ居住区で、オレ様が一体何をして毎日を過ごしているか、皆様、ちょいと、ご興味ありませんかね? まあ、そ […]

ひゃ~! ラッキー

人間の知恵ではどうすることもできないとても不思議なもの…それが「運」だとオレ様はいつも思っている。 「あなたは強運の持ち主です」と以前ある占い師から言われて、意味もなく有頂天になったことがあったが、それでも自分が「不運」 […]

ローズマリー

今日はアリススプリングスに戻る日だ。久し振りに訪れたマウント・リービック(オーストラリア中央砂漠のアボリジニ居住区。アリススプリングスから西に360km。人口およそ300人。オレ様が10年通っている第2の故郷)はいつもと […]

伝統と近代化のはざま

たくさんの懐かしい顔ぶれに再会をし、心が満タンに満たされた久し振りのアボリジニ村訪問。しかしながら、12年前にオレ様が初めて訪れた時の村の環境とは随分異なっているのを、今回の滞在でひしひしと感じた。 それは、まずオレ様を […]

オンナゴゴロと秋の空

久し振りのアボリジニ村訪問であった。 昨年は、ほぼ丸1年間、日本での展覧会のために、あっちへこっちへと飛び回る毎日だったオレ様。それゆえ、こよなく愛するアボリジニの友人達にも、なかなか会いに行けず、長らくのご無沙汰をして […]

大地と結婚

先月号に引き続き、オレ様、今回も読者の皆様から次々に寄せられるあれやこれやの質問に、いくつかお答えしたいと思う。それもいつになく真面目にね! 数ある質問の中で一番多いのは、どういうわけだか食べ物についてだ。まあ、人間本来 […]

アボリジニQ&A

最近、日本のメディアから、非常に多くの問い合わせをいただくオレ様である。 特にテレビ番組制作者たちからのアボリジニに関する質問が後を絶たない。まあ、それほど日本におけるオーストラリア先住民の認知度が高まったことは、このう […]

プロデューサーは命がけ

忘れてもらっちゃ困るので、ここでオレ様の仕事を再度お話しようと思う。 オレ様は自分の名刺に、『アボリジニアートプロデューサー』と明記している。つい1年ほど前までは、『アボリジニアートコーディネーター』と記していたのだが、 […]

皆様、新年明けましておめでとうございます!!!

あっという間に迎えた2009年。毎年毎年、この「あっという間」という言葉を間違いなく繰り返しているオレ様だが、ほんとに一年は365日もあるのだろうかと疑いたくなる程、瞬く間に過ぎ去っていく日々。 しかし、年々おもしろい程 […]

野生のチーター

いやはや。まさに嵐のように過ぎ去った2008年であった。 オレ様にとってこの1年間は長い長い間、ずっと思い描いていたものが、やっと“カタチ”として現実のものとなった、このうえない幸せな時間となった。アボリジニアート『エミ […]

ありのままの自分とは

10年越しの思いであった念願のエミリー展が日本で開催され、しかも12万人という入場者を記録する等、予想を遥かに上回った今回の結果に、関係者一同はもう感無量。 オレ様だって嬉しさのあまり、祝杯を毎日毎日じゃんじゃかあげて、 […]

至福のひととき

ここのところずっと、オレ様は日本で開催されたアボリジニの女性画家「エミリー・ウングワレー展」のことばかり書き綴ってきた。 何しろ、これは10年越しの念願叶った、かなり思い入れの強い展覧会だっただけに、必然的に感情移入も多 […]

夢の東京滞在記

6月下旬の東京は、すでに梅雨入りをしていた。どんよりとした雲の間から、しとしとしとしと…と、雨が静かに都会のコンクリートを濡らしていく。 朝、ドライヤーで髪をバッチリセットしたはずのオレ様だったが、すでにこの湿気たっぷり […]

夢の東京滞在記 その1

念願であったアボリジニの天才女性画家エミリー・ウングワレーの展覧会日本開催が、いよいよ実現するときがやってきた。しかも、会場となるのは、東京で今最も熱いスポットととして注目を浴びている国立新美術館。オレ様の豊満な胸の鼓動 […]