ボディ・ペイント Body Paint

エリザベス・マークス・ナカマラ
Elizabeth Marks Nakamarra

アボリジニの女性の伝統的な儀礼には創生神話に基づく情報を自分達の次の世代へ確実に伝承するという大きな役割がある。

これは過酷で厳しい自然条件である砂漠のブッシュで自分たちが“生きる”ために欠かせない非常に重要な知恵や記録であり、その伝達のために行う儀礼には必ず自らの身体(肩・胸元・乳房部分)に“ボディ・ペイント”を描き、そこには部族の歌・踊りも伴ってそれらをアボリジニの女性たちは幼い頃から大事な伝達の記録として記憶する。

作者は若手でありながらも画家としての才能を十分認められており、近年はグループ展や個展が各地で積極的に開催されている。

現在はアリススプリングス西部500KMのアボリジニ居住区“キントー”で家族とともに暮らしている。