ウォーター・ドリーミング Water Dreaming

ジュリー・ナンガラ・ロバートソン
Julie Nangala Robertson

自分の生まれ故郷であるミナ・ミナの土地にまつわる物語、そしてその土地でもっとも大切な水場を表す聖地の話でもある。

シンプルな技法でありながらも他に例を見ない独創的な美しい画法は、今は亡き著名画家で実母でもあった故・ドロシー・ナパンガティから学んだという。
アボリジニの人々にとって自分が生まれ育った故郷こそ精神的なつながりが強く、彼らは常に大地の表情を細やかに読み解きながら自然のサイクルを壊すことなく長い間、大地と共存して生きてきた。
だからこそ土地を熟知し水のありかを見つける能力を備え付けているのであろう。

遥か太古、自分の祖先である精霊たちが水場を求めて広大なオーストラリアの大地をくまなく水を求めて移動してきた、そんな旅の様子がこの作品に描かれている。