ウォーター・ドリーミング Water Dreaming

クーシャ・ナカマラ
Kurshiah Nakamarra

オーストラリア中央砂漠、北西にあるアボリジナル居住区「ユウエンダムー」のさらに西側である作者の故郷は大変乾燥した地域で知られている。

年間の降水量が200ミリにも満たない乾燥したオーストラリアの大地で暮らすアボリジナルの人々にとって水場のありかを知るということは、自分がどれだけそこで生き延びられるかということに直結する大事な情報であることは誰もが周知している。図案にある同心円はその水場を表す。

水場は通常「聖地」として崇められ、アボリジナルの人々にとって何よりも精神的・肉体的な結びつきが強い場所となる。

作者は若手の女性画家。今後の活躍が期待されるひとりだ。