ボディ・ペイント Body Paint

リネット・コービー
Lynette Corby

アボリジニの人々にとって自分が生まれ育ったカントリーほど精神的なつながりが強いものはなく、常に大地(カントリー)の表情を細やかに読み解きながら自然のサイクルを壊すことなく長い間それは見事に共存して生きてきた。

作品に描かれている図案は自分の生まれ故郷である中央砂漠の小さなアボリジナルコミュニティ、マウントリービック で行われた儀式で自分の身体に描かれたデザインだという。

儀式では主に肩から胸元、そして乳房にかけて身内の人間によって描かれる(自分で描くことはしない)。

シンプルに描かれた曲線は美しく、極めてモダン。近年では個展も各地で開催され積極的にプロモーションが行われている女性画家の一人である。

日本でのメディア出演も多々あり最近のものでは2019年に放映されたTBS「世界ふしぎ発見」で日本のお茶の間を沸かせ一躍人気者に。

また、画家としての才能だけではなく狩りの名人でもあることから居住区内でのリスペクトも大きいという。