ウォーター・ドリーミング Water Dreaming

ナーリー・ネルソン
Narlie Nelson

いまや、世界中のメジャーな美術館で所属されるようになったアボリジニ絵画。そのムーブメントが始まった1971年、それは彼女が暮らすパパニア(アリススプリングスより西部300キロ)が発生の地であった。当初は男性のみがキャンバスに描くことを許されており女性が独自のストーリーを描けるようになったのはその20年後のことである。

作品は、部族にまつわる「水」に関する物語。一年中乾燥している砂漠地帯において「水」をもたらすための儀式はアボリジニの人々によって常に行われていたという。

作中の小さな丸は雨乞いの儀式を行った直後に振り出した雨だれの粒を表し、異なる色は雨が降ったことで大地が潤い咲き乱れた花々を表現している。