ボディ・ペイント Body Paint

ユユヤ・ナンパジンパ
Yuyuya Nampijinpa

遥か昔、アボリジニの人々は自分たちの祖先が訪れた水場やそこをたどった道筋や行程を“ソングライン”“ドリーミング”と呼ぶことが多い。

「読む」「書く」といった文字を持たなかった無文字社会で生きてきた彼らはそれらを歌で「記憶」し、絵を描いて視覚で「記録」してきた。それが、何世代にも渡って何ひとつ変わることなく伝承されてきているところにアボリジニ絵画を読み解く面白さがある。

ドリーミングというアボリジニ特有の哲学に近い概念は、実に多種多様な解説がありいまだに多くの専門家の間でも確実には定義づけされていない。

しかしながら、5万年とも6万年とも言われる遥か太古からアボリジニの人々がずっと継承し続けているもの、それは人間がいかにうまく大地と共存して生きていくべきかという我々現代文明人がもはや忘れかけている何よりも重要な教えなのではないだろうか。

作品に描かれた図案はアボリジニの女性たちが神聖な儀式を行う際に身体に(肩・胸元・腕など)描く模様。これらは作者にとっては具体的な意味を持つ「視覚言語」なのだという。

コレクション:アボリジニアートミュージアムオランダ

展示会情報

内田真弓プロデュース
オーストラリア・アボリジナルアート展

2019年10月23日(水)〜28日(月)
阪急うめだ本店 9階アートステージ

イベント詳細

2020年2月12日(水)〜18日(火)
伊勢丹新宿店本館 6階ギャラリー

詳細は決まり次第 Webサイト、TwitterFacebookページ でお知らせ致します。