作者は1937年ごろに生まれ、中央砂漠で1971年に始まったアクリル絵の具においての絵画制作活動ではいち早く絵筆を握ったベテラン女性画家の一人である。豪州国内では個展・グループ展が頻繁に開催される人気作家だ。

自分がおよそ8歳(推定)の頃に初めて白人社会に触れ大きな衝撃を受けたという。

その後はオーストラリア政府の政策によりキリスト教に改宗させられミッションスクールへ通ったが、そのキリスト教の影響が現在の生活にも多く反映されており自分自身「私はアボリジニでありながらもクリスチャンとして生きている」と断言するユニークな存在だ。