作者は1980年代にオーストラリア中央砂漠、ユトーピアというアボリジニ居住区で生まれ、すでに国内はもとより海外でも大きな注目を浴びている女性画家、グロリア・ペチャラやキャサリーン・ペチャラなどが同じ居住区にいたことから幼少の頃より美術への興味は強かったと言われている。

マリーが画家として精力的に活動を始めたのは2000年後半頃であり、ユトーピアの女性画家の中では比較的若手アーティストではあるが、様々なアートプロジェクトに積極的に参加をしている。

独創的で繊細な筆技法画が人気を呼び、アートコレクターたちからの評価は非常に高い。