2000年に初めて筆をとった時、ミニーはすでに80歳を超えていたという。

ミニー・プーラの作品には今日のアボリジニアートとして認められている点描や記号的な要素を排除していながらも「アボリジニの本質的なもの」を確実に表現しており、オーストラリア中央砂漠の芸術と国際的な現代アートとの間の完全な架け橋になっているといわれている。

斬新でダイナミックな筆づかいが特徴である作者の作品には幅広い年齢層のファンがおり、近年ではインテリアやリビング雑誌などにも数多く登場している。