現在最も注目を集めている女性画家の一人である作者の描くテーマはいろいろあるが中でも伝統的に行われる女性の儀礼に関するものが近年では多い。

1990年代から絵画制作を始めたが2009年に初めて個展を開催するまではなかなか鑑賞者たちの目に留まることはなかった。

自分が生まれ育った故郷をダイナミックに描くスタイルは多くのファンを魅了し2009年には個展と同時に西オーストラリア先住民芸術大賞において見事1位を獲得した。

西洋美術から一番かけ離れた環境で暮らすはずの作者の先天的な美的センスには誰もが目を見張るのは当然のことであろう。

今後の活躍がますます期待される注目の一人であることは間違いない。