アボリジニアーティストの巨匠、ミニー・プーラを祖母に、そしてバーバラ・ウィアを母に持つ作者は幼い頃から絵画制作という環境が身近にあったことから自分も絵を描くことには常に興味を抱いていたという。

また、絵を描くことで自分と先祖のコネクションを強く感じるというとてもスピリチュアルな女性である。

本格的に制作を始めたのは2002年頃からになるだろうか。斬新なる色使い・筆づかいが特に抽象画ファン層から支持され、最近ではインテリア雑誌などにもしばしば登場する人気ぶりだ。

作者は自分がアボリジニと白人の混血であるということから尚更自分自身の先住民としてのアイデンティティーを探していこうと、積極的に部族の儀式へ参加をしているという。

現在は家族とともにアリススプリングスで暮らし絵画制作に励んでいる。