ミニー・プーラ

2000年に初めて筆をとった時、ミニーはすでに80歳を超えていたという。 ミニー・プーラの作品には今日のアボリジニアートとして認められている点描や記号的な要素を排除していながらも「アボリジニの本質的なもの」を確実に表現し […]

ジョニー・ヨングット・チュプルラ

作者の出生記録は定かではないが恐らく1930年ごろに生まれたのではないかと言われている。白人社会と初めて接触をしたのが27歳になったとき。それまでは家族とともに居住区で暮らしていた。 1997年ごろから本格的に絵画制作を […]

アビー・ロイ

最近もっとも注目を集めているアボリジニ若手作家の一人で、これまでもグループ展・個展において国内はもとよりアメリカ・アイルランドなどへもそれぞれ出展されている。 1972年生まれ。作者の家族にはインターナショナルで活躍する […]

タタリー・ナパルラ

1957年、中央砂漠にあるハーフツ・ブラフ居住区で生まれる。 アボリジニ絵画ムーブメントが始まった1971年は当初は男性のみがキャンバスに描くことを許されており女性が独自のストーリーを描けるようになったのはその20年後の […]

ベティ・ピチャラ

アボリジニアーティストの巨匠、ミニー・プーラの4女として1957年にユトーピアで生まれる。そして著名画家であるバーバラ・ウィアを姉に持つ作者は、幼い頃から絵画制作という環境が身近にあったことから自分も絵を描くことには常に […]

ナープラ・スコビー・ナパルラ

1950年代の後半に豪州中央砂漠のアボリジニ居住区・ハースツブラフで生まれ育ち著名な男性画家、ターキー・タルソンの妹でもある。 アボリジニの女性の中ではとりわけ早い時期から絵画制作活動を開始しており、1987年にイギリス […]

ロージー・ナンガラ

作者は70代になる居住区ではシニア的存在。明るくポップな色使いに人気が高く現在、ユゥエンダムゥコミュニティがいま、最もプロモーションを心がけている注目の女性画家だ。

リンダ・シディック

作者は1937年ごろに生まれ、中央砂漠で1971年に始まったアクリル絵の具においての絵画制作活動ではいち早く絵筆を握ったベテラン女性画家の一人である。豪州国内では個展・グループ展が頻繁に開催される人気作家だ。 自分がおよ […]

リディ・ナパナンガ・ウォーカー

作者は80代になる高齢女性で居住区の中では賢者として大変敬われているという。また、人なつこい愛嬌たっぷりの人柄から年齢を問わず多くの仲間たちからも信頼が厚い。 絵を描くことがたまらなく好きだという作者。居住区内にあるアー […]

バーバラ・ウィア

1945年ごろアリススプリングスの北東ユトーピアに生まれた女性。アボリジニの母とアイルランド人の父を持つ彼女は両文化の特徴が上手く調和されたユニークな性格の持ち主である。 1950 年代に、オーストラリア政府が行った政策 […]

ショーティー・ロバートソン

部族間では長老的存在である作者は口数は少なく、常に静かに黙って大地を見つめている。 コレクション: オーストラリア国立美術館

ジョージ・タカタ・チャパチャリ

ドクター・ジョージ・チャパチャリは西オーストラリアギブソン砂漠の南西部・ジュピターウェルで生まれ育つ。彼とその家族が初めてブッシュから白人文明社会へ出たのは1964年(まだ40年前)のことであった。 成人儀礼(割礼)を済 […]

シャーメイン・トレス・プーラ

アボリジニアーティストの巨匠、ミニー・プーラを祖母に、そしてバーバラ・ウィアを母に持つ作者は幼い頃から絵画制作という環境が身近にあったことから自分も絵を描くことには常に興味を抱いていたという。 また、絵を描くことで自分と […]

ジニー・ミルズ・プーラ

作者は実の父親のカントリー(豪州中央砂漠北東)にまつわるストーリーを主に描く。モダンな色使いと筆のタッチが人気で、近年では豪州のインテリア雑誌に取り上げられる頻度も多い。 日本にも作者のファンが根強く存在している。

グロリア・ペチャラ

作者は1945年ごろ中央砂漠のATNANGKEREで生まれ、オーストラリア政府が定めたユトーピアという居住区へ強制移動させられるまではアボリジニ古来の伝統的な暮らしをずっと続けていたといわれている。 1980年代後半に政 […]

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